女性をたてることができる国

まさかの雪の日に奇跡が重なって無事にイギリスに帰ってきました。

出発の朝、予想以上の積雪でタクシーが家の前まで入れず大通りまで荷物を運び出す始末…。

行きの飛行機の中で見た「Holiday」という映画のワンシーン。

キャメロンディアス扮するアマンダが雪のイギリス・サリー州に到着し、コテージまで車が入れず重いスーツケースを引きずるシーン↓

 

こ〜んな状態に陥りました笑

実は、このシーンを見た時に「こうなったら最悪だよな〜」ってふと思ったんです。

まさかこれが現実になるとは…。びっくりな引き寄せでした笑

*ここで持論ですが、飛行機の中で思ったことは結構現実になりやすいですwww宇宙に近いからかなー。。。笑

翌日はもちろん全身筋肉痛…(汗;)

運び終えた後は、キャメロンのようなこんな爽やかな笑顔はなく

どちらかというと、こんな感じ

2往復した私とタクシー運転手さんの頭と肩には雪の山が出来ていました;

まさに歩く雪だるま状態!しかも汗だくだし、眼鏡は曇ってるし…。

でもね、その時は「なんでこんな目に・・・」って思っても、後から思い返してみると意外と心がほっこりするものです♡

人ってこういう非常事態の時って妙に親近感が沸き、普段あまり話すことのないドライバーさんとも仲良くなっちゃったりするんですね。

その後も、羽田行きの高速バスが大幅に遅れて駅の待合室では知らない人通しが会話を交わしていたり、携帯を持っていないお年寄り夫妻のために別ルートを調べてあげる若者の姿だったり…。

あまりにハイテクになりすぎて、人と人とのコミュニケーションがなかなか見られなくなった現代、こんな光景を目の前に私はひとり感動してしまいました。

人ってもっともっと知らない人同士でもコミュニケーションとってもいいよなって。

こんな非常事態でなくてもね!

そんなこんなを感じていたら、いつのまにか空港に着けてロンドン・ヒースロー空港にも予定より30分遅れで着けていました。

心配してメール下さった皆さま、本当にありがとうございます♡
いつも日本出発の日をなぜだか覚えててくれる友人たちがいるって、本当に幸せだな〜とこれまた心がほんわりとあたたかくなりました。

と、いうことで今日は「見知らぬ人同士の助け合い」についてちょこっと書いてみようと思います。(前置きながっ!)

イギリスに帰ってから、時差ぼけ解消のために昼間は家にいちゃいかん!と思い(完全に寝るからね;)町へお散歩がてら遊びに行ってきました。
(*時差ぼけには、太陽を浴びるのが一番効果的です♪あと、水泳もおすすめですよ*^^*)

するとね

郵便局ではお年寄りに見知らぬ若い男性がドアを開けて待っててあげたり、

立ち寄ったカフェでは車いすの男性が入り口に近づいただけて、側に座っていた男性が即座に立って開けてあげたり(しかもその時同時に立ち上がった人が他に3名くらいいました)、

その日はこんな光景を何度も目撃したのです。

イギリスは日本に比べ、自動ドアを設置しているお店が本当に少ないです。(皆無と言ってもいいかも笑)

古いもの、不便なものが大好きなイギリス人ですから便利でもあまりそういう物をこぞって取り入れるということがありません。

日本から帰ってくると、本当に不便ですよ〜!笑

特にこういう障害を持っている人だったり、バギーをひいた赤ちゃん連れの方にとってはもっともっと不便だと思うのです。

でもね、だからこそこういった人と人とのさりげない助け合いがイギリスには残っているのかもしれません。

しかもね、主に男性がするんですよ。

この国は、男性がいわゆる弱い立場にある人、助けを必要としている人に手を差し伸べるシーンを本当によく目撃するんです。

ロンドンでも重いスーツケースを引いてたら、必ず誰かしら声をかけてくれます。自分の乗るはずだった電車が行ってしまっても!おどろきですよね。

特にお店などのドアでは、男性が後ろからくる見知らぬ女性を先に通してあげる光景は日常茶飯事です。

これは欧米ではよく見かける光景ですよね。

でもね実は日本も捨てたもんじゃないんです!

以前東京で仕事をしていた時、帰りが遅くってしまってしかも大雨だったその日はタクシー乗り場は長蛇の列。

傘を持っていなかった私が列に並ぶなり、前にいたサラリーマンの男性が何も言わずに傘を差し出してくれました。

そして30分以上待ってやっとその人の番って時に、「お先にどうぞ」とやっと来たタクシーを譲ってくれたことがあったのです。次のタクシーがいつ来るかもわからないのに・・・。

当時、20代そこそこだった私はその時ただ「ありがとうございます」としか言えなかったのですが、あの時の感動は今でも心に深く残っています。

あの時のおじさん・・・ありがとう!!

私ね、男性が女性に優しい国って活力がある国だと思うんです。
その国の未来は明るいなって思えるんです。
女性に限らず、「助けを必要としている人」に優しい男性がわんさかいる国って素敵ですよね。

それはね、女性をたてることができる国。
見ず知らずの男性が見ず知らずの女性を小さなことから幸せにできる国。

素敵だと思いませんか?!

He〜〜〜lp!!って言わなくても誰かが手を差し伸べてくれる。
これは男性に心のゆとりがないとできない。

日本は、なかなかレディーファーストの文化はありませんが、あの時のまぼろしのおじさんのような男性がもっともっと増えていってくれるといいなーって純粋に思った今日この頃でした♡

そんなお話。

もうすぐで2016年初の満月です!
皆さん、お持ちのクリスタルを月光浴で浄化&エネルギーチャージあげて下さいね♡

これからVenus女神のクリスタルジュエリー新作創りに勤しみます♪

今日もお読み頂きありがとうございます☆